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2013年12月19日木曜日

選択した仮想マシンの起動中にエラーが発生しました。復元できません

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Hyper-V仮想マシンを前のスナップショットに戻す時に以下のようなエラーが発生する場合があります。

‘仮想マシン名’は復元できませんでした。
仮想マシンは、物理コンピューター’ホスト名’でサポートされていないプロセッサー固有の機能を使用しています。
......

 

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これは、仮想マシンをホスト間で移行した場合に発生します。移行前のスナップショットを移行後のホストで復元できないようです。

回避策としては、元のホストに戻して復元する必要があるそうです。

2013年7月4日木曜日

Windows Server 2012でMSFCを使わずに仮想マシンのライブマイグレーションを構成する

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Windows Server 2012以前のバージョンではライブマイグレーションを実現するためにフェールオーバークラスタリング(MSFC)が必須条件でした。2012になってFailover Clusterを使用せず、Live Migration環境を構築できるようになりました。非クラスター環境でライブ マイグレーションの大まかな手順を簡単にご紹介します。

●前提条件の確認

●「必要に応じて省略可能」制約付き委任を構成する
「Active Directoryユーザーとコンピューター」でコンピューターオブジェクトに対して設定する
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●ライブマイグレーションの移行元サーバーと移行先サーバーを構成する
>Hyper-Vマネージャーで設定(移行元サーバー、移行先サーバーに対して同じ設定をする)
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>Powershellで行う場合

PS C:\> Enable-VMMigration
PS C:\> Set-VMMigrationNetwork 192.168.10.1
PS C:\> Set-VMHost –VirtualMachineMigrationAuthenticationType Kerberos

 

●実行中の仮想マシンを移動する
Windows Server 2012 で Hyper-V を実行しているサーバーから別のサーバーへ、実行中の仮想マシンを移動する。
>Hyper-Vマネージャーを使う
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>Powershellの場合

PS C:\> Move-VM LMTest TestServer02 –IncludeStorage –DestinationStoragePath D:\LMTest

 

参考情報

クラスター化されていない仮想マシンでのライブ マイグレーションの構成と使用

2012年12月13日木曜日

Hyper-V マスタイメージ(親ディスク)を作成

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Hyper-Vで検証環境を作る時に、仮想マシン一台一台OSインストールして設定する事が大変ですね。こういう場合は、Hyper-Vの親ディスク(マスタイメージ)、差分ディスクを使うことをおすすめします。イメージとしては、一個の親ディスクがあって、複数の差分ディスクが親ディスクを共有しているような感じです。差分ディスクで仮想マシンを作成して、それぞれの仮想マシンに違うサービスパックやアプリケーションをインストールする事ができます。

 

親ディスクの作成は以下の手順となります。

1)親ディスクをホストするための仮想マシンAを作成する(手順は省略します)

2)仮想マシンAにOSをインストールする

3)仮想マシンAにログオンし、%Windir%\System32\sysprep\sysprep.exe を実行する(OSの固有情報を削除するため)

・設定画面で「システムの OOBE (Out-of-Box Experience) に入る」を選択し、「一般化する」にチェックをつけ、「終了」を選択し、「OK」をクリックする

・仮想マシンAをシャットダウンする

※Sysprep の実行時に「終了」ではなく「シャットダウン」を選択するのが一般的ですが、シャットダウンではなく再起動されることがあったため、Sysprep の「終了」を選択したうえでシャットダウンの操作を実施しています

4)仮想マシンAを削除する。(※仮想マシンAが削除されたが、親ディスクはちゃんと残っている)

・Hyper-V のディスクイメージが格納されているパス(既定では %SystemDrive%\Users\Public\Documents\Hyper-V\Virtual Hard Disks となっている)をエクスプローラで開き、VHDファイルに対して読み取り専用の属性を設定する

以上の操作により、親ディスクの作成が完了です。

 

Hypver-Vマネージャー→新規→ハードディスクをクリックし、差分ディスクを作成する。作成する際に親ディスクに上記の親ディスクを指定する。

差分ディスクを作成したら、差分ディスクを使って仮想マシンを作成する。

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2012年6月8日金曜日

VHDをVMDK(VMWareディスク)に変換

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WinImageというソフトでVHDファイルをVMDKに変換することが可能だそうです。


How to Convert and Import VHD to VMDK (VMWare)

2011年10月28日金曜日

Hyper-v 親ディスクの容量を拡張してもいいですか?

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今まで、Hyper-vサーバーのローカル領域を節約するのとOS等のインストールの手間を減らすために、検証環境構築時にHypver-vの親ディスク、差分ディスクによる仮想マシンの作成をやっていました。特に問題なく動いていたので、非常に役に立ちました。

しかし、この間、とんでもないことをしてしまいました。その結果、差分ディスクを利用して作った仮想マシンがすべて起動できなくなりました。悔しくてなりません。

とんでもないことって何?それは、多くの仮想マシンのCドライブの空き容量がほとんどなくなり、Cドライブの容量を拡張しようと思って、勝手に親ディスクのサイズを増やしたってことです。何の証拠もなくただ単にうまくいくだろうと思ってやってしまいました。そのため、親ディスクを拡張してはいけないという教訓を得ました。

 

親ディスクを拡張した後に、仮想マシンを起動しようとすると、以下の様なエラーが表示されました。

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ディスクの検査をしてみると、”差分チェーンが壊れています。”ということがわかりました。

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いろいろ調べみたが、残念ながら、解決法は見つかりませんでした。諦めるしかなかった。。。

しかし、調べている途中で、VhdTool.exeというツールを見つけました。

ディスクの作成や変更、チェーンの修復などができるらしい。

2011年1月24日月曜日

Hyper-VにDebian 5をインストール時に「インタフェースが検出されません」

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Hyper-VにDebianをインストールする途中で「インタフェースが検出されません」というような警告メッセージが表示されました。
仮想マシンの「設定」で【ネットワークアダプター】を削除し、【レガシネットワークアダプター】を追加すれば、インストール時にネットワークインタフェースがちゃんと検出されることになる。

残りは特に注意することはなく、ウィザードに従って続けるだけです。

2010年11月26日金曜日

Hyper-V仮想NICを削除する方法(その2)

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久しぶりの投稿です。
結構前にHyper-V仮想NICを削除する方法を紹介しました。下記のリンクです。


今回もっと簡単なやり方が発見しました。以下のステップになります。

①「コンピューター管理」→「デバイスマネージャー」→「ネットワークアダプター」に辿りづく。
②削除したい仮想NICを右クリックし、「プロパティ」を選択する。
③「プロパティ」画面の「詳細」タブを選択する。画面上の「プロパティ」のところで、ドロップダウンして、「ドライバーキー」を選択したら、下の「値」で{4d36e972-e325-11ce-bfc1-08002be10318}\0012
のような文字列が表示される。これがまさに仮想NIC対応のレジストリキーです。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Class\{4D36E972-E325-11CE-BFC1-08002bE10318}のサブキー0012中のCharacteristicsの値を0に変更する。
⑤デバイスマネージャーから削除。



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2010年7月15日木曜日

Hyper-V仮想NICが削除できなくなった場合

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Hyper-V仮想ネットワークがちゃんと構成されていない などの原因で、作成された仮想NICが削除できなくなる場合があります。このような現象が起こったら、【ネットワーク接続】で仮想NICのアイコンがずっと消えないまま表示されます。なんか気持ち悪い、どうしても削除したいと思われる方もいるでしょう。

ここで削除方法をご紹介いたします。レジストリを編集する必要があるので、十分注意して作業を実施していただきたいと思います。事前にレジストリをバックアップするのが最善でしょう。

①【ネットワーク接続】の画面で、削除したい仮想NICのデバイス名を確認する。
  表示モードを「詳細」にして、探しやすくなると思います。


②レジストリエディタ(regedit.exe)を起動する。
  HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\VMSMP\NicListの中のキー(651E1842-B451-42CB-A2FE-EBA933D3FB22のような文字列)から、FriendlyNameの値が①で確認したデバイス名である項目を探します。同じキーの中に、DeviceGuidの値を確認して、記録します(\Device\{F66840F8-9807-4B1F-B4CA-A119794C33A7}のような文字列)。


③HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Class\{4D36E972-E325-11CE-BFC1-08002bE10318}の中のキー(0000のような文字列)から、NetCfgInstancesIDの値がDeviceGuidの値の{}の部分と同じである項目を探します。探したら、同じキーの中に、Characteristicsの値を0に変更します。


④デバイスマネージャーから、アンインストール(削除)が出来るようになります。

2010年7月14日水曜日

Hyper-V ネットワーク

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Hyper-Vには以下三種類のネットワークが提供されています。

1:外部ネットワーク → ゲストの間、ゲストとホストの間、ゲストと外部端末の間でお互いに接続できる
2:内部ネットワーク → ゲストの間、ゲストとホストの間でお互いに接続できる
3:プライベートネットワーク → ゲストの間でお互いに接続できる

Hyper-Vネットワーク未構成時
  物理NICが通常のように使われる


Hyper-Vプライベートネットワーク構成時
  プライベートネットワークを構成したら、目に見えない仮想スイッチが作成される。物理NICは外との通信に使用される。ゲストたちは仮想NICを使って、お互いに通信する。



Hyper-V内部ネットワーク構成時
  内部ネットワーク構成後、ホスト側で仮想NICが作成される。
  物理NICは外と接続している。
  仮想NICはゲストと通信するのに使われる。
  物理NIC、仮想NIC、両方ともIPアドレスの設定が可能。



Hyper-V外部ネットワーク構成時
  外部ネットワークが構成されたら、物理NICは仮想スイッチの役割を担うことになったので、IPアドレスの割り当てはできません。その代わりに、もう一個仮想NICが作成され、こちらでIPアドレスの設定作業を行います。仮想NICはゲストとホスト、ホストと外の通信に使用されることになりました。責任が重いですね。



注意
  物理NICの個数と構成できる外部ネットワークの個数は一対一の関係。