2010年7月10日土曜日

NSLOOKUP コマンド

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NSLOOKUPは、DNSサーバーに問い合わせを行うためのコマンドである。DNS(Domain Name System)サーバーの動作や設定内容を確認することができます。

NSLOOKUPコマンドのオプション一覧
-all            現在の設定オプションを表示した後、対話モードに入る
-debug          デバックモードに入る
-nodebug        デバックモードを解除する
-d2            詳細なデバックモードに入る
-nod2           詳細なデバックモードを解除する
-defname        指定したホスト名にデフォルトドメイン名を付加して検索
-nodefname       defnameオプションの動作を解除する
-recurse         再起検索を指定する
-norecurse        反復検索を指定する
-search          ドメインサーチリストを付加して検索する
-nosearch       searchオプションの動作を解除する
-vc            TCP接続による検索を行う
-novc           UDP接続による検索を行う
-domain=<ドメイン名>       ディフォルトドメイン名を指定する
-srchlist=<ドメイン名>        ドメインサーチリストを指定する
-root=       ルートDNSサーバーを指定する
-retry=<試行回数>      検索失敗時の試行回数を指定する
-timeout=<タイムアウト秒>  DNSサーバに対するタイムアウト時間を秒数で指定する
-querytype=<検索レコード>    名前解決の対象とするレコードを指定する
-query=<検索レコード>    querytypeと同じ
-type=<検索レコード>     querytypeと同じ
-port=<ポート番号>      DNSサーバーへ接続する際のポート番号を指定する、既定53
-class=<クラス名>      検索するレコードクラスを指定する
-msxfr            高速ゾーン転送モード(many-answers)を指定する
-nomsxfr           msxfrオプションの動作を解除する
-ixfrver=<シリアル番号>   IXFR(Incremental Zone Transfers)差分ゾーン転送モードの使用と、DNSゾーンのシリアル番号を指定する
<ホスト名>/IP/<ドメイン名>  名前解決の対象を指定する

ホスト名からIPアドレスを検索する(正引き)
  nslookup <ホスト名>

IPアドレスからホスト名を検索する(逆引き)
  nslookup

DNSサーバーから特定のレコード情報を取得する
  nslookup -type=<レコード> <ホスト名>
  nslookup -type=<レコード>
  例:nslookup -type=MX hostname.com

  レコードには、主に次のようなものがある。
    ◎A:  ホスト名に対応するIPアドレスを定義
    ◎PTR: IPアドレスに対応するホスト名を定義
    ◎NS:  ネームサーバの定義
    ◎SOA: ドメインの情報を定義
    ◎MX:  メールサーバの定義
    ◎SRV: ネットワークのサービスを定義
    ◎CNAME: ホスト名のエイリアス(別名)の定義

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