Office 2013では、以下3つの方法でボリュームライセンス認証を実現できます。
-
キー管理サービス (KMS)
-
Active Directory によるライセンス認証
-
マルチ ライセンス認証キー (MAK)
※KMS と MAK は、Windows 7 と Windows 8 でサポートされています。Active Directory によるライセンス認証は、Windows 8 と Windows Server 2012 のみでサポートされています。
ここでは、KMSホストによるライセンス認証をご紹介します。
Office 2013のKMSホストとして構成できるOSは以下の通りです。
- Windows 8ボリュームライセンス版
- Windows Server 2012
- Windows 7ボリュームライセンス版(※)
- Windows Server 2008 R2(※)
※Windows 7、Windows Server 2008 R2でOffice 2013 KMSホストを構成した場合は、Windows 7、2008 R2上のOffice 2013しか認証できません。Windows 8上のOffice 2013をライセンス認証するためには、更新プログラムの適用が必要。更新プログラムを適用すると、Office 2013だけではなく、Windows 8、Windows Server 2012のボリュームライセンス認証も実行できます。
Office 2013 KMSホストは既存のWindows KMSホストと同居できます。
Windows Server 2008 R2でOffice 2013 KMSホストを構成
・日本語版のMicrosoft Office 2013 Volume License Packをダウンロードする
・ダウンロードした.exeを実行し、「次へ」をクリックする
※更新プログラムが事前にインストールされていない場合は、「更新プログラムを今すぐダウンロードしますか」というダイアログが表示される。
・インストール完了したら、KMSホストキーのプロダクトキーを入力して認証しますかと聞かれます。
※「いいえ」をクリックした場合は、インストール自体が終了しますが、ホストキーのアクティブをしていないため、後からアクティブする必要があります。(もう一回.exeを実行する、またはslmgr.vbsで設定する)
・「はい」をクリックし、KMSホストキーを入力する
・正常にアクティブできたら、Office 2013 KMSホストの構成は完了。
Windows Server 2012でOffice 2013 KMSホストを構成する場合は、こちらに参照
How to setup Microsoft Office 2013 KMS Host on Windows Server 2012
この記事がお役にたちましたらシェアをお願いします:)
0 件のコメント:
コメントを投稿