2014年6月12日木曜日

WindowsからVNCでCentOS 6.5 に接続する

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


Windows 8からVNVでCentOS 6.5に接続するための構成手順をメモしておきます。

■サーバー側の設定
・CentOSホストでVNC Server コンポーネント(TigerVNC)をインストールする。
  # yum install vnc-server  
・インストールされたことを確認する。
  # rpm -qa | grep vnc-server  
  tigervnc-server-1.1.0-8.el6_5.x86_64  
・ホスト側のユーザーアカウントでVNCに接続できるように、パスワードを設定する。例:ユーザー名 cye
  # su - cye  
  $ vncpasswd  
   Password:(パスワードを入力)  
   Verify:(パスワードを再入力)  
・VNCサーバーの設定(/etc/sysconfig/vncservers)をする。vncservers構成ファイルの最後の二行をコメントアウトし、以下のように変更する。
  VNCSERVERS="2:cye"  
  VNCSERVERARGS[2]="-geometry 800x600 -nolisten tcp   

下記のように、-localhostが設定されている場合は、VNCクライアントからのUnsecureな接続ができません。接続が拒否される。
Failed To Connect: Connection Refused (10061)"

・設定を反映させるため、VNCサーバーを再起動
  # /etc/init.d/vncserver start  
・iptablesなどファイアウォールを使用している場合は、TCP port 5902などへの接続を許可する必要がある。

■クライアント側の設定
・Windows 8端末にVNCクライアントソフト(VNC Viewer)をインストールする。
ここからダウンロードする

.exeファイルを実行し、インストールする、あるいは、ZIPファイルを解凍し直接実行する。

・VNC Viewerを起動し、VNCサーバーに接続する。
IPと番号:2を入れて接続できる。
2は、/etc/sysconfig/vncserversで設定したDisplay番号2のことです。ファイルに1,3,4のように追加して設定できる。

Connectをクリックすると、暗号化されていない接続という警告画面が表示される。

Continueをクリックし、パスワードの入力画面が表示される。vncpasswdで設定したパスワードを入力する。

この記事がお役にたちましたらシェアをお願いします:)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加