2013年7月4日木曜日

Windows Server 2012でMSFCを使わずに仮想マシンのライブマイグレーションを構成する

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


Windows Server 2012以前のバージョンではライブマイグレーションを実現するためにフェールオーバークラスタリング(MSFC)が必須条件でした。2012になってFailover Clusterを使用せず、Live Migration環境を構築できるようになりました。非クラスター環境でライブ マイグレーションの大まかな手順を簡単にご紹介します。

●前提条件の確認

●「必要に応じて省略可能」制約付き委任を構成する
「Active Directoryユーザーとコンピューター」でコンピューターオブジェクトに対して設定する
image

●ライブマイグレーションの移行元サーバーと移行先サーバーを構成する
>Hyper-Vマネージャーで設定(移行元サーバー、移行先サーバーに対して同じ設定をする)
image

>Powershellで行う場合

PS C:\> Enable-VMMigration
PS C:\> Set-VMMigrationNetwork 192.168.10.1
PS C:\> Set-VMHost –VirtualMachineMigrationAuthenticationType Kerberos

 

●実行中の仮想マシンを移動する
Windows Server 2012 で Hyper-V を実行しているサーバーから別のサーバーへ、実行中の仮想マシンを移動する。
>Hyper-Vマネージャーを使う
image
image
image
image

>Powershellの場合

PS C:\> Move-VM LMTest TestServer02 –IncludeStorage –DestinationStoragePath D:\LMTest

 

参考情報

クラスター化されていない仮想マシンでのライブ マイグレーションの構成と使用

この記事がお役にたちましたらシェアをお願いします:)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

0 件のコメント:

コメントを投稿