2013年4月11日木曜日

Exchange 2013/Office 365 パブリックフォルダー アーキテクチャ

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Exchange2013からパブリックフォルダーのアーキテクチャが再設計されました。

Exchange Team Blogに新アーキテクチャの紹介のPostがありました。ぜひ読んでみてください。

タイトルがPublic folders in new Officeとなっているが、Exchange 2013も同じ。

http://blogs.technet.com/b/exchange/archive/2012/11/08/public-folders-in-the-new-office.aspx

 

・Built on mailbox infrastructure

パブリックフォルダーのコンテンツが普通のメールボックスに保存される。

・No more public folder replication required

従来のパブリックフォルダー複製が不必要。

・Scaling to Internet scale

パブリックフォルダーメールボックス(PF MBX)の容量が足りない時、自動的に新しいPF MBXが追加される。

 

コアコンセプト

☆階層化

・PF MBXごとに「パブリックフォルダー階層」というものを保持。

・パブリックフォルダー階層に書き込み可能なコピーは一つしかない。

・クライアントは階層のRootに接続。

 

☆コンテンツ

・パブリックフォルダーのコンテンツがメールボックスに保存される。

・高可用性サービスによるPF MBXのパッシブコピーがサポートされるが、コンテンツが複数のPF MBXの間に複製されない。

・同一コンテンツにアクセスしている時に、接続しているPF MBXも同じ。

 

☆PFのスケールアウト

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☆可用性と冗長化

普通のMBX扱いで、DAGによる冗長化を実現する。

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☆クライアントからのアクセスフロー

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