Exchange Server 2013でDAGの構成手順を簡単にメモしておきます。
1)Exchange管理センター(EAC)にアクセスします。(http://<servername>/ecp)
2)左ペインの「サーバー」をクリックし、右上の「データベース可用性グループ」を選択します。
4)「データベース可用性グループの新規作成」画面が表示されます。ここで以下の項目を設定し、「保存」をクリックします。
・データベース可用性グループ名:DAG01
・監視サーバー:w8o2013
・監視ディレクトリ:c:\witness
・データベース可用性グループのIPアドレス:10.10.3.58
5)DAGにメンバーサーバーを追加します。
6)以下のように、別のサーバーにデータベースコピーを複製する
Add-MailboxDatabaseCopy -Identity DB01 -MailboxServer ws201202 -ActivationPreference 2 |
7)場合によっては、複製を手動で開始する必要があります
Update-MailboxDatabaseCopy -Identity 'DB01\ws201202' |
8)ここまでDAGの構成が完了です(DAG用のネットワークを除く)。「データベース」画面でデータベースのコピーがDAGメンバーサーバーにあることを確認できます。
上の図の右下の「アクティブにする」をクリックすると、別サーバー上のDBコピーをアクティブすることができます。
ws201202上のDB01コピーをアクティブにするPowershellコマンドは以下です。
Move-ActiveMailboxDatabase -ActivateOnServer ws201202 -Identity DB01 |
もちろん、EMSでも構成できますが、ここで言及しません。2010のDAG構成をPowershellで行う記事があります。
Exchange Server 2010 Powershellで DAGを構成する
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