2013年1月18日金曜日

Exchange 2013 データベース可用性グループ(DAG)を構成

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


Exchange Server 2013でDAGの構成手順を簡単にメモしておきます。

1)Exchange管理センター(EAC)にアクセスします。(http://<servername>/ecp)

2)左ペインの「サーバー」をクリックし、右上の「データベース可用性グループ」を選択します。

3)「+」新規作成をクリックします。
image

4)「データベース可用性グループの新規作成」画面が表示されます。ここで以下の項目を設定し、「保存」をクリックします。
・データベース可用性グループ名:DAG01
・監視サーバー:w8o2013
・監視ディレクトリ:c:\witness
・データベース可用性グループのIPアドレス:10.10.3.58
image

5)DAGにメンバーサーバーを追加します。

2013-01-18_14h56_08 
2013-01-18_15h31_43

6)以下のように、別のサーバーにデータベースコピーを複製する

Add-MailboxDatabaseCopy -Identity DB01 -MailboxServer ws201202 -ActivationPreference 2

7)場合によっては、複製を手動で開始する必要があります

Update-MailboxDatabaseCopy -Identity 'DB01\ws201202'

8)ここまでDAGの構成が完了です(DAG用のネットワークを除く)。「データベース」画面でデータベースのコピーがDAGメンバーサーバーにあることを確認できます。
image

上の図の右下の「アクティブにする」をクリックすると、別サーバー上のDBコピーをアクティブすることができます。
ws201202上のDB01コピーをアクティブにするPowershellコマンドは以下です。

Move-ActiveMailboxDatabase -ActivateOnServer ws201202 -Identity DB01

 

もちろん、EMSでも構成できますが、ここで言及しません。2010のDAG構成をPowershellで行う記事があります。

Exchange Server 2010 Powershellで DAGを構成する

この記事がお役にたちましたらシェアをお願いします:)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

0 件のコメント:

コメントを投稿