Microsoft Azureに関するいろいろ情報をメモします。
Microsoft Azureで仮想マシンを作成する大まかな手順
1,アフィニティグループの準備
アフィニティグループ ⇒ 約1000台サーバーが含まれるクラスタ
2,可用性セットの準備
可用性セット ⇒ 複数のラック(仮想マシンを異なるラックに配置)
3,仮想ネットワークの準備
仮想ネットワーク ⇒ 仮想マシンを格納する論理的なグループ
4,ストレージアカウントの準備
仮想マシンのファイル群をBLOBとして格納する
5,クラウドサービスの準備
仮想マシンがクラウドサービスに格納される
6,仮想マシン作成
Microsoft Azure 管理ポータルから作成
Microsoft Azureコマンドラインツールから作成
Microsoft Azure Powershellから作成
Microsoft Azureの監視
・Microsoft Azure管理ポータル
・System Center 2012 R2 Operations Manager(Azureのほか、仮想マシン内のOS、アプリの監視もできる)
自動スケール(スケールアップ、スケールダウン)ができる。仮想マシンの起動、停止をすることで自動調整する。
Microsoft Azure環境の管理タスクの自動化
・Azure Powershell
・Powershell DSC(Desired State Configuration、コンピュータをあるべき状態の構成となるように自動設定を行うフレームワーク。仮想マシン内の自動設定などに活用)
・Azure Automation(Preview機能。PowershellベースのRunbookの実行をサポートするワークフローエンジン)
・System Center 2012 R2 Orchestrator
仮想マシンのバックアップと回復
・バックアップ
仮想マシンの構成の記録(名前、階層、サイズ...エンドポイントなど)
仮想マシンの取り込み(取り込みにより、OSディスクとデータディスクがまとめてバックアップされ、バックアップイメージがマイイメージに登録される)
・回復
仮想マシンの削除
仮想マシンの作成
仮想マシンのネットワーク管理
Microsoft Azureでは、クラウドサービスにVirtualIP(VIP)、仮想マシンにDynamicIP(DIP)を割り当てる。
・クラウドサービスには、DNS名(~.cloudapp.net)とVIPが割り当てられる。VIPはパブリックIPで、インターネット経由でのクラウドサービスのアクセスに使用される。
・DynamicIPは、仮想マシン同士通信用。仮想マシンにパブリックIPを割り当てることができる。
仮想ネットワーク
リージョン上に作る仮想マシンを格納する論理グループ。
任意のIPアドレス空間、任意のDNS構成、インポート、エクスポート可能。(実際のネットワークのサブネットとは違う)
同じ仮想ネットワークであれば仮想マシン同士が通信可能
オンプレミスとの接続
VPNを構成することで、仮想ネットワークとオンプレミスを接続することが可能。
二種類
サイト間VPN(オンプレミス対仮想ネットワーク、仮想ネットワーク対仮想ネットワーク)
ポイント対サイトVPN(個別PCと仮想ネットワークを接続する)
2014年5月28日のアップデートで拡張、追加される機能
・複数のディスクを含むイメージから仮想マシン作成可能
・「仮想マシンの構成」⇒「階層」で基本が選択可能(標準に比べて、IPOSが制限され、負荷分散と自動調整機能が省略される。低料金)
・PowerShellでしか設定できないA8,A9のサイズがGUIでも選択可能
・内部ロードバランサー(エンドポイントを経由せずプライベートIPで負荷分散を行う)。主な利用シナリオは、インターネット接続不要なアプリケーション層、データベース層の負荷分散、イントラネット向けのSharePointファームの稼働など
・仮想ネットワークは、既定でアフィニティグループにバインドされるが、リージョンにもバインドできる
・新規仮想マシンに静的IPを割り当てることが可能(既存の仮想マシンは不可)
・マルチサイトVPN
・仮想ネットワーク間をVPNで接続
この記事がお役にたちましたらシェアをお願いします:)
0 件のコメント:
コメントを投稿