2014年7月11日金曜日

AWS EC2の無料利用枠まとめ

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AWSを触りたくて、無料アカウント作成しました。これからいろいろいじろうと思います。ちょっと使ってみた感じとしては、結構使いやすいという印象です。
で、今回は、AWS EC2(Virtual Machine)の無料利用枠について、まとめておきます。多分ほとんどの方がアカウント作成の前に、気になるところでしょう。

このページでいろいろ紹介がありましたが、ちょっとわかりづらいですね。
簡単に言いますと、以下の感じです。

・アカウント取得から1年間有効
・EC2関連の無料利用枠(毎月
     EC2
          Linuxマイクロインスタンス 750時間
          Windows Serverマイクロインスタンス 750時間

     EBS(Elastic Block Store)
          ストレージ 30GB
          I/O 200万
          スナップショット 1GB

     データ転送
          送信パケット量 15GB
          
EC2に関してはこれくらいわかれば十分だと思います。

2014年7月10日木曜日

Microsoft Azureのいろいろ

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Microsoft Azureに関するいろいろ情報をメモします。

Microsoft Azureで仮想マシンを作成する大まかな手順

1,アフィニティグループの準備
          アフィニティグループ ⇒ 約1000台サーバーが含まれるクラスタ
2,可用性セットの準備
          可用性セット ⇒     複数のラック(仮想マシンを異なるラックに配置)
3,仮想ネットワークの準備
          仮想ネットワーク ⇒ 仮想マシンを格納する論理的なグループ
4,ストレージアカウントの準備
          仮想マシンのファイル群をBLOBとして格納する
5,クラウドサービスの準備
          仮想マシンがクラウドサービスに格納される
6,仮想マシン作成
          Microsoft Azure 管理ポータルから作成
          Microsoft Azureコマンドラインツールから作成
          Microsoft Azure Powershellから作成

Microsoft Azureの監視

・Microsoft Azure管理ポータル
・System Center 2012 R2 Operations Manager(Azureのほか、仮想マシン内のOS、アプリの監視もできる)
自動スケール(スケールアップ、スケールダウン)ができる。仮想マシンの起動、停止をすることで自動調整する。

Microsoft Azure環境の管理タスクの自動化

・Azure Powershell
・Powershell DSC(Desired State Configuration、コンピュータをあるべき状態の構成となるように自動設定を行うフレームワーク。仮想マシン内の自動設定などに活用)
・Azure Automation(Preview機能。PowershellベースのRunbookの実行をサポートするワークフローエンジン)
・System Center 2012 R2 Orchestrator

仮想マシンのバックアップと回復

・バックアップ
          仮想マシンの構成の記録(名前、階層、サイズ...エンドポイントなど)
          仮想マシンの取り込み(取り込みにより、OSディスクとデータディスクがまとめてバックアップされ、バックアップイメージがマイイメージに登録される)
・回復
          仮想マシンの削除
          仮想マシンの作成

仮想マシンのネットワーク管理

Microsoft Azureでは、クラウドサービスにVirtualIP(VIP)、仮想マシンにDynamicIP(DIP)を割り当てる。
・クラウドサービスには、DNS名(~.cloudapp.net)とVIPが割り当てられる。VIPはパブリックIPで、インターネット経由でのクラウドサービスのアクセスに使用される。
・DynamicIPは、仮想マシン同士通信用。仮想マシンにパブリックIPを割り当てることができる。

仮想ネットワーク
     リージョン上に作る仮想マシンを格納する論理グループ。
     任意のIPアドレス空間、任意のDNS構成、インポート、エクスポート可能。(実際のネットワークのサブネットとは違う)
     同じ仮想ネットワークであれば仮想マシン同士が通信可能

オンプレミスとの接続
     VPNを構成することで、仮想ネットワークとオンプレミスを接続することが可能。
     二種類     
          サイト間VPN(オンプレミス対仮想ネットワーク、仮想ネットワーク対仮想ネットワーク)
          ポイント対サイトVPN(個別PCと仮想ネットワークを接続する)

2014年5月28日のアップデートで拡張、追加される機能

・複数のディスクを含むイメージから仮想マシン作成可能
・「仮想マシンの構成」⇒「階層」で基本が選択可能(標準に比べて、IPOSが制限され、負荷分散と自動調整機能が省略される。低料金)
・PowerShellでしか設定できないA8,A9のサイズがGUIでも選択可能
・内部ロードバランサー(エンドポイントを経由せずプライベートIPで負荷分散を行う)。主な利用シナリオは、インターネット接続不要なアプリケーション層、データベース層の負荷分散、イントラネット向けのSharePointファームの稼働など
・仮想ネットワークは、既定でアフィニティグループにバインドされるが、リージョンにもバインドできる
・新規仮想マシンに静的IPを割り当てることが可能(既存の仮想マシンは不可)
・マルチサイトVPN
・仮想ネットワーク間をVPNで接続