2011年2月25日金曜日

Debian squeezeにSubversionサーバーを構築

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Subversionの構築手順を記述する。

①subversionパッケージをインストールする
debian:~# apt-get install apache2(事前にインストールされてない場合)
debian:~# apt-get install subversion

②リポジトリディレクトリを作成する。ここで/var/svnとする
debian:~# svnadmin create /var/svn
作成したら、svnディレクトリに以下のファイルやディレクトリが生成される。
debian:/var/svn# ls README.txt conf db format hooks locks

③/var/svnに対して、権限設定をする
debian:/var# chown -R www-data:www-data svn
debian:/var# chmod -R 777 svn
debian:/var# ls -l
......
drwxrwxrwx 6 www-data www-data 4096 2011-02-25 18:14 svn
......

④Apache subversion用のモジュールをインストール
debian:~# apt-get install libapache2-svn

libapache2-svnをインストールしたら、/etc/apache2/mods-availableの下に下記二つのモジュールファイルが追加される
/etc/apache2/mods-available/dav_svn.conf
/etc/apache2/mods-available/dav_svn.load
後ほどdav_svn.confに対して編集を行う。


⑤Apacheのモジュール(/dav_svn)を構成
/etc/apache2/mods-available/dav_svn.confを下記のように編集する。初期状態は全部コメントされているので
必要な行にコメント記号を外すだけでいい。
< Location /svn>
# Uncomment this to enable the repository
DAV svn
# Set this to the path to your repository
SVNPath /var/svn

# Basic Authentication......
AuthType Basic
AuthName "Subversion Repository"
AuthUserFile /etc/apache2/dav_svn.passwd  dav_svn.passwdは後でhtpasswdコマンドで作成する
Require valid-user
< /Location>

⑥認証情報を保存するファイル/etc/apache2/dav_svn.passwdを作成し、SVNサーバーを利用するユーザー(user1)の
パスワードをセットする
debian:~# htpasswd -c /etc/apache2/dav_svn.passwd user1
New password:
Re-type new password:
Adding password for user user1

⑦Apacheサービスを再起動
debian:~# /etc/init.d/apache2 restart
Restarting web server: apache2 ... waiting .

再起動したら、設定が反映され、user1の情報でhttp://サーバー名/svnにアクセスできるはず。

※追記
subversion単体で動かしたい場合は
上記①②③の作業を実施し、以下の作業を追加する必要があります。
④/var/svn/conf/svnserve.conf
/var/svn/conf/passwd
二つファイルを編集します。
svnserve.confで以下行のコメントを外す
anon-access = read 匿名ユーザーへ読み込み権限を与える
auth-access = write 認証されたユーザーへ書き込み権限を与える
password-db = passwd ユーザー情報を保存するファイル名を指定

passwdファイル下記のように書く
[users]
testuser = testpassword

最後に
⑤#svnserve -d -r /var/svnを実行する。

svn://サーバー名の形でアクセスできるようになります。
subversionサーバ上に書き込む時にユーザー名とパスワードの入力が求められるので、testuserの情報を入力すればいいです。

Debian 完全にApache2をアンインストールし、再インストールする

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Apacheの設定ファイルや必要なモジュールが正しく動作しない、誤って削除された場合に、Apacheサーバーが動かないことは当然のことです。下記のようなエラー(一例)が出てくる。

Can't open /etc/apache2/envvars

ここで、Apache2関連のパッケージをアンインストールし、再インストールコマンドをメモします。

①インストール済みのApache2関連のパッケージの一覧を表示
debian:~# dpkg --get-selections | grep apache
apache2 install
apache2-mpm-worker install
apache2-utils install
apache2.2-bin install
apache2.2-common install
libapache2-mod-dnssd install
libapache2-svn install

②すべてのパッケージをDeleteする ポイントとしては オプション--purgeを使うこと
debian:~# apt-get remove --purge apache2 apache2-mpm-worker apache2-utils apache2.2-bin apache2.2-common libapache2-mod-dnssd libapache2-svn

③Apache2を再インストールする
debian:~# apt-get install apache2

インストール完了したら、/etc/apache2フォルダおよび必要なファイルが再作成される。
debian:~# ls /etc/apache2/
apache2.conf envvars magic mods-enabled sites-available
conf.d httpd.conf mods-available ports.conf sites-enabled

2011年2月18日金曜日

Debian パーティションの縮小と拡張

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参考:パーティションの設定

2011年2月16日水曜日

Hyper-V上のDebian 5.0で画面の解像度を変更

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Hyper-V上でDebianの仮想マシンを作成してみた。デスクトップ環境も入れた。
画面の解像度を変更しようとするところ、GUIで変更できない状態になってしまう。何でだろうって思って、原因は未だに分かってない。Hyper-Vがきちんとサポートしてないかもしれない。
仕方ないから、設定ファイルを編集することによって、解像度をへんこうするやり方を試してみた。

/etc/X11/xorg.confファイルの中身。
太字の部分をファイルに追加しました。

# xorg.conf (X.Org X Window System server conf
iguration file)
#
# This file was generated by dexconf, the Debian X Configuration tool, using
# values from the debconf database.
#
# Edit this file with caution, and see the xorg.conf manual page.
# (Type "man xorg.conf" at the shell prompt.)
#
# This file is automatically updated on xserver-xorg package upgrades *only*
# if it has not been modified since the last upgrade of the xserver-xorg
# package.
#
# If you have edited this file but would like it to be automatically updated
# again, run the following command:
# sudo dpkg-reconfigure -phigh xserver-xorg

Section "InputDevice"
Identifier "Generic Keyboard"
Driver "kbd"
Option "XkbRules" "xorg"
Option "XkbModel" "jp106"
Option "XkbLayout" "jp"
EndSection

Section "InputDevice"
Identifier "Configured Mouse"
Driver "mouse"
EndSection

Section "Device"
Identifier "Configured Video Device"
EndSection

Section "Monitor"
Identifier "Configured Monitor"
EndSection

Section "Screen"
Identifier "Default Screen"
Monitor "Configured Monitor"
DefaultDepth 24
SubSection "Display"
Depth 24
Modes "800x600" "640x480"
EndSubSection
EndSection


1回再起動して、変更が反映されるが、デスク
トップ全体の文字のサイズが前より小さくなってしまった。
これを解決するには、下記の操作を実施
①【システム】⇒【設定】⇒【外観の設定】の順で【外観の設定】を開く
②「フォント」タブをクリックし、画面の右下にある「詳細」をクリックする。
③「レンダリングの詳細」の「解像度」に適当な値を設定する。(96とか)




(update)Debian 5.0 lennyをDebian 6.0 squeezeにupgradeしたら、解像度をGUIで変更できるようになった。
Hypver-Vはまだまだだね、VMwareより。実感しました。



2011年2月15日火曜日

Debianで文字コード確認、変更

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Debianで文字コードを確認、変更する時、環境変数LANGに対して操作します。

文字コードの確認
debian:~# echo $LANG
ja_JP.UTF-8 ⇒日本語文字コードUTF-8

debian:~# date
2011年 2月 16日 水曜日 00:22:07 JST ⇒出力は日本語で表示される


英語文字コードに変更
debian:~# export LANG=en_US.UTF-8

再確認
debian:~# echo $LANG
en_US.UTF-8

debian:~# date
Wed Feb 16 00:23:21 JST 2011 ⇒英語で表示される。

2011年2月14日月曜日

Debianでデスクトップ環境(GNOME)をインストールするコマンド

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GNOME(グノーム)とは、GNU Network Object Model Environmentで、Windowsのように使いやすさを追求したLinuxのGUIです。

GNOMEをインストールするには、あらかじめX Window Systemを入れる必要があります。

Install:
# apt-get install x-window-system

x window systemを再起動
# startx

x window systemのインストールが終わったら、GNOMEのインストールに入ります。

# apt-get install gnome gdm gdm-themes
※三つのパッケージ

再起動
# startx

コマンドを実行すると、必要なパッケージがダウンロードされ、インストールされる。