2012年8月28日火曜日

Exchange Server 2013 Previewをインストールしてみた【その二】

Exchange Server 2013 RTM版が出たので、RTMのインストール手順は以下を参照してください。
Exchange Server 2013 インストール(無人セットアップ)
Exchange Server 2013 インストール(GUIインストール)

・現象四
MSExchangeTransport' failed to reach status 'Running' on this server.
image

・解決方法
これは、Exchange 2007、2010でもよくあるエラー。IPv6を有効にすることで解決できます。(ネットワーク設定時にわざとIPv6を無効にしたことをすごく後悔している)

・現象五
"$error.Clear();
          Install-ExchangeCertificate -WebSiteName "Exchange Back End" -services "IIS, POP, IMAP" -DomainController $RoleDomainController -InstallInTrustedRootCAIfSelfSigned $true
          if ($RoleIsDatacenter -ne $true -And $RoleIsPartnerHosted -ne $true)
          {
            Install-AuthCertificate -DomainController $RoleDomainController
          }
        " was run: "暗号の例外がスローされたため、拇印 D19441EA93EC431D7926FCEFE75EBAA105A3F8E7 を含む証明書に対するネットワーク サービス アクセスは許可されませんでした。".
Could not grant Network Service access to the certificate with thumbprint D19441EA93EC431D7926FCEFE75EBAA105A3F8E7 because a cryptographic exception was thrown.
image

・解決方法
これは、証明証周りのエラーです。インストールの繰り返しで、証明書が幾つかすでに作成されていて、重複したため、エラーが発生したと思われます。
MMCでローカルコンピューター証明書を追加し、発行先がホスト名になっている証明書を全部削除してから、再インストールする。
image

ここまで来て、ようやくインストールできました。
一台サーバーにフルインストールして、Exchange関連のサービスがなんと27個くらいありました。メモリが2GBの場合は、インストールの最後のステップで(サービスの起動)結構タイムアウトが発生します。動くのも2GB以上のメモリを積まないと厳しいという印象です。
 

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